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山刀(ナガサ)

最近、秋田は五城目で山刀(ナガサ)を一本買いました。ナガサは登録商標のようなので、そう呼んではいけないのかも知れませんが、自分としては、やはりナガサです。
10年近く前から、打刃物が気に入って、釣りに使っているのですが、京都の地域性なのか、剣先鉈というと両刃なのです。2.3年前から、片刃のモノが欲しかったのですが、ナガサの存在は知っていても、現物を見ることもなく、躊躇していました。そんな折、ネットで西根打刃物製作所を知り、ここにしようかと思っていた矢先のことでした。
仕事で、何度目かの五城目に行くことになりました。伊丹から朝一の飛行機で秋田へ行き、レンタカーで五城目へ昼頃着きました。以前入ったラーメン屋が休業だったので、近くの道の駅で昼にしました。以前から五城目が打刃物の産地であることは知っていました。現場へ行くには少し早いのでレジで、近くに刃物屋が無いか聞いてみました。昔は沢山あったが、今は殆ど無いと言うことで、それでも一軒の鍛冶屋さんを教えて貰いました。車で5分ぐらいです。時間つぶしに寄ってみることにしました。それが今回の布川刃物製作所です。
私より若いご主人で、突然の、殆ど冷やかしのような私に、じっくりと相手をしてくださいました。職人の気概、こだわりを感じました。何よりも、見せていただいた、山刀を一目で気に入ってしまいました。
ただ、もとより買うつもりで来ていませんから、持ち合わせも有りません。お話ししていると、HPも有って、通販もしていると言うことでした。ただ出来れば現物を見ていただきたいと、いかにも職人さんの言葉でした。
細かいオーダーにも応じていくと言うことで、刃物は使い倒してこそと、仰ってました。
時間も来たので後日注文させて貰うということで、私も仕事に向かいました。
仕事が順調に終わり、時計を見ると、帰りの飛行機までに1時間ほどの余裕があります。ふと、もう一度寄ってみようと思いました。
ご主人も釣り師のようで、釣りの話などしていると、
「とりあえず片刃のモノを試してみられるなら、私が以前作ったモノで、商品にしていないモノを、お譲りしましょうか?」
どの山刀か訪ねると、私がサンプルで見せていただいて、一番気に入ったモノでした。
「おいくらぐらいなんです?」
値段を付けることに躊躇されていたご主人の口から出た値段に私は即決でした。値段は内緒です。
鞄に、山刀を押し込み、そのうちに五城目の釣り場を案内して貰う約束をして帰路につきました。ご主人は、好きに細工して使い倒してください。と仰ってました。
渓流での、中、大型の刃物というのは賛否両論有ると思います。私も絶対に必要なモノだとは思いませんが、自分は、魚を捌くのも、藪を払うのも、その他全てを、これ一本で使い倒しています。ですから不便だとも邪魔だとも思いません。反対に忘れると凄く困ります。なにせ他には刃物を持ってませんから。
 2013年に鍔付きに改造してもらいました。一段と良い感じです。

布川刃物製作所
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打刃物を欲しいと思われる方は是非一度訪ねてみてください。

改造後の姿です

鞘は最近(2007年4月)自作しました

少し刃が痛んでいたので、自分なりに研ぎました

五城目鍛冶の証です